京都市北区在住のお客様から同じ上賀茂にある高齢者施設へ和ダンスを運んで欲しいとご依頼を頂きました。
お客様は女性の年配の方のようだったので赤帽1人で大丈夫ですかと尋ねるとタンスは1階にあるので自分も手伝うから大丈夫と言われ1人で伺いました。
耐震マットで動かない
お客様宅へ着いて和ダンスの確認に入ると上下分かれる2段になってると言われ動かそうとすると動かない。
よくよく見るとタンスの上下の間に転倒防止の耐震マット、床を見るとそこにも耐震マット、動かないはず。
引き出しを抜いて前後に動かすとどうにかなりそう、耐震マットが重量と年数で接着してる状態。
お客様に無理にはがすとベニヤ張りの部分が破れてしまうと伝えると貼ってあるベニヤ部分は破れても構わない、タンス本体も多少傷がついてもいいから外してと言われちょtっと強引に動かすとどうにか上のタンスを下ろすことができました。
タンス底のベニヤ部分はマットにこびりついて10センチほど破れましたがタンス本体は問題なく下ろせました。
次は床に接着しているタンスの下部分、こちらの方が大きいのでこちらも引き出しを抜いての作業、床はフローリングなので床板の損傷は大丈夫と判断、お客様と2人で前後左右動かしてどうにか接着部分を外すことができましたがタンス底のベニヤ部分は耐震マットにこびりついて少し破れましたがタンス本体には損傷もなく無事に外すことができました。
施設内では最大の気遣いで
引き出しを抜いた上下のタンスは女性のお客様と2人で運ぶのには問題なく玄関前に止めてある赤帽車荷台へ積込んで引き出しを入れて積込み修了。
お客様宅と同じ北区上賀茂の高齢者施設へは赤帽車で10分少しの移動距離。
到着後、タンスの下をお客様のお姉さまの部屋へ入れて置き場所を指定してもらい設置。
施設内では他の利用者様も日常生活されてるので台車に乗せて運ぶのもお客様に前を歩いてもらって安全に気を使いながらゆっくり移動、利用者様とすれ違う時は一時停止でと最大限の気遣いでした。
二度目にタンスの上部分を入れてお客様と2人で持ち上げて下の部分に乗せて上下のはめ込み位置に入れたのを確認して無事に終了でした。